■ 登熟進み、稲刈り始まる/黒石市
高温・多照で水稲の登熟が進む黒石市で刈り取りが始まった。豊作を感じながらの作業で、25日ごろから本格化しそう。
青空が広がる17日、刈り取りをしたのは浅瀬石の千葉正治さん(80)。水田の状況を見て「もう刈り取りを始める時期だ」と判断。「きのう(16日)急きょ決めた」という。
品種は「つがるロマン」。バインダーで刈り取ったあと、棒掛けにして自然乾燥。「やっぱり自然乾燥の米はおいしいよ」。2.7アールほどの作付けで自家消費ばかりでなく、売り渡しもする。
田んぼを周回するような形でバインダーを進め、自動結束の稲束に千葉さんは「去年は追肥がうまくいかなかった。今年は去年よりよいし、収量もまぁまぁかなぁ」と収穫の喜びを実感。
この日は朝から青空が広がったのに加えて気温もぐんと上昇。アメダス観測によると同市では午前11時で25度を超え、正午には26.1度に達した。
9月に入ってからの高温・多照で水稲の登熟はぐっと進み、25日ごろからコンバインによる刈り取りも始まる見通しだ。
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